【美容学生&美容師必見!!】現役美容師がカットコンテストに出場するまでの入賞調査〜デザイン考案〜本番までの記録を大放出致します!!!
美容学生、美容師必見!!!!
と言う事で、先日行われた社内コンテストのデザインが出来るまでの私なりの工程について書きたいと思います。
作品になるまでのスケジュールを書いてみると。
1、出場するコンテストを決める
2、出場するコンテストの過去の入賞作品をリサーチ
3、リサーチをもとにデザイン(デッサン)する
4、ウィッグをカット&スタイリングしてみる
5、ウィッグをカラー&スタイリングしてみる
6、出来たウィッグにメイクをしてみる
7、本番用のウィッグを作製する
それでは、順番に参りましょう。
1、出場するコンテストを決める
今回出場するのはコチラの大会↓↓
『PEEK-A-BOO ウィッグデザインコンテスト』
要項としては、
・審査員は川島文夫先生お一人
・ウィッグ指定あり
・メイクは審査対象外
・写真審査のみ
と言うところでしょうか。
そのまま次に行きます。
2、出場するコンテストの過去の入賞作品をリサーチ
ふむふむ。
『ショートボブ』が入賞しやすい事がわかりますね。
それと、美容師部門の優勝作品にはワンレン・グラ・レイヤーの全ての技術が使われている。
(バイレベルなどの技術も使われているが、美容学生さんも見ているので平たく言います)
カラーはやり過ぎ無い方が良いかもな、、、
あくまでカットを引き立てるカラーであること。
と、リサーチの見方によっては色々分かります。
でもここでのポイントは、
審査員が川島文夫先生ただお一人という事!
知ってますか?川島文夫先生。
このヴィダルサスーンのボブ作った人ですよ!
↓
一昔前の我々の時代はこのボブが国家試験カットの課題であったくらいの作品です。
なので、川島文夫先生の「お好み」をしっかり把握することが大切。
こんなのかな〜色々探します。
3、リサーチをもとにデザイン(デッサン)する
今回は左サイドのレイヤーから右サイドにワンレンになる様なショートボブデザインを思いつきました。
ネープ部分は全部グラにするのか、ワンレン入れるかは切って確認。
顔とネープの触覚の残し方どうしよーかなー。
カラーはデザインの邪魔をしない程度にしよう。
と、デッサンすると色々思い付き課題も見つかります。
4、ウィッグをカット&スタイリングしてみる
5、ウィッグをカラー&スタイリングしてみる
やってみよー!
うーん🧐
こことここが気になるな。。。
と、試行錯誤して、完成形に近づけます。
カラーはこの時にどうするか決まっていました。
まずは試作品を作ってみて、イメージを近づけるのがポイント‼️
6、出来たウィッグにメイクをしてみる
メイクのイメージはインスタなどで最近のコンテストをリサーチして決めます。
なるほど。
そのままメイクするのではなく、目にも動きを付けるのだと感じました。
7、本番用のウィッグを作製する
トータルのイメージをしっかり持って作ります。
カラーはこの後やります。
やり過ぎても良いので、後で引き算をしましょう!
で、出来た作品がコチラ↓↓
デッサンのイメージには近づいていますかね?
ワンレンからレイヤーには繋がっていますかね?
カラーはカットの邪魔をしてないですかね?
色々な課題はありますが、最初にイメージしたデザインを表現出来ているのかを自分で評価してみましょう‼️
結果は後から付いてきます。。。
デザインを自分でするって難しい事だと思ったらそれまでだと思ってます。
デザインの背景に何があるのか?を考えることがスタートなのかなぁ?と思います。
このブログが誰かの何かのヒントになればと思って書きました。
正解だとは思ってません。
私もこれからも感じ続けます。
君に届け〜😄
0コメント